ギャンブルの醍醐味の1つとして大穴狙いと言う言葉が存在します。
もちろん、競艇における大穴狙いも醍醐味の1つとして長年愛されている遊び方です。
ギャンブルの中でも競艇は比較的的中させやすいとされていて、その最大の理由として予想する対象となる数が6艇と少ないからとされています。
競艇の舟券の買い方には単勝から3連単まで様々な買い方が存在します。
的中率や配当金は買い方に応じて変化するのですが、最も高額の配当金が得ることのできる3連単でも確率は120分の1と比較的低いため、大穴狙いをする人も少なくありません。
今回、当記事では「競艇の大穴や万舟券」を狙う時のポイントや買い方のコツなどを詳しく紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
競艇における大穴狙いの基本
まず、競艇における基本中の基本として、レースのではインコースが有利とされています。
こちらは数字でみると分かりやすいかと思いますので、以下に全国24カ所にある競艇場全ての平均1着率のデータを記載します。
・1枠の1着率は約54%
・2枠の1着率は約15%
つまり、全国平均で1枠か2枠の選手が、1着になる確率が約70%もあるということになります。
舟券を的中させる事が目的なら、インコースの艇を軸にして予想するのが間違いないと言えますが、人気も集中してしまい、オッズも低くなります。
大穴狙いをするのであればこの買い方はしないほうが良いでしょう。
大穴狙いをするのならアウトコースの選手を軸に予想するのがセオリーですが、基本的にはインコースが有利なので、大穴は的中させるのが難しいとされています。
イレギュラーが発生すると大穴が的中しやすい
競艇において、大穴狙いが難しいとされている理由の1つとして、レース展開に「予期せぬ出来事」つまりイレギュラーが発生しなければ、ほぼ大穴が出ないという事がよく言われています。
想定内の範疇で終えるレースの配当金が大穴になることはありえません。
つまり、転覆事故や、天候や環境の急な変化など、通常ではあまり起きないような事が起きた時、大穴の配当金が発生する事が多いのです。
競艇で大穴は中々でないので、水面の変化や天気の変化などに常に注意して、イレギュラーが起きそうな時は、積極的に大穴狙いをしていくのも良いかも知れませんね。
オススメの大穴狙いの方法
続いて、大穴狙いをする時のオススメ舟券の買い方をご紹介します。
大穴狙いをするには事前情報の詳細まで把握しておくことが必要になってきます。
詳細というのは、各競艇場の特徴、選手の支部や、レースが行われる時間の天気や風速など細かな予想材料のことです。
レースの情報の詳細まで把握し、細かい予想を重ねた結果として、大穴狙いができる買い目が見えてくるといっても良いでしょう。
前記しました通り、競艇ではインコースの勝率が圧倒的に高いので当然、人気も集中します。
しかし、強い選手がアウトコースに集まるなどの条件が重なり、1号艇の選手が人気薄のレースも存在します。
そのようなレースは、インコースの利もあり、イレギュラーで人気薄の選手が1着になる可能性が高いので、大穴狙いをする時のオススメの買い方です。
このようなイレギュラーの数は、多ければ多い程オススメです。
インコースの1着率が低い競艇場のレースを狙う
冒頭から、競艇はインコースが有利ということをお話してきましたが、実は全国24カ所にある競艇場には、インコースの1着率が低い競艇場も存在します。
インコースが有利もいう、競艇の絶対条件に大きな変わりはありませんが、大穴狙いをしていく上で狙い目になってくるのは間違いありません。
それでは1着率の低い競艇場を順番に見ていきましょう。
・戸田競艇場 1着率 約43%(ワースト1位)
・平和島競艇場 1着率 約45%(ワースト2位)
・びわこ競艇場 1着率 約47%(ワースト3位)
・徳山競艇場 1着率 約63%(ワースト23位)
・大村競艇場 1着率 約67%(ワースト24位)
このように、ワースト1位とワースト24位の競艇場を比べてみると、1着率に20%以上もの違いが発生していることがわかります。
この情報だけでもイレギュラーが発生しやすい、つまり大穴を狙える可能性が他の競艇場より高いという事がわかりますね。
・強い選手が1号艇だからインコースが堅い
・重賞だからイレギュラーが少ないだろう
といったような考えから、安易に予想されているレースは諦めずに探し続ければ意外に見つかったりします。
そのようなレースは、イレギュラーが発生した時に高額の配当金が得られるので根気よく、全国のレース情報をチェックしましょう。
インコースの強い競艇場のイレギュラーを狙う
こちらは先程と反対の狙い方で、インコースの選手が有利な競艇場でのイレギュラーを狙う方法になります。
いくらインコースが有利とされる競艇場でも、絶対ではありません。
レース結果が安定している競艇場になればイレギュラーが起きた時の配当金も大きくなりますのでこちらもオススメの狙い方と言えるでしょう。
特に前項でご紹介した、大村競艇場や、徳山競艇場はインコースの1着率がかなり高いので、大穴狙いが成功した時の配当金もかなりの高額になる場合も少なくありません。
天候が急に変化したり、急に強風が吹いて来た時にはアウトコースの選手のまくりが決まり、1着になる場合も少なくはありません。
自分の中で、普段は安定しているが、荒れた場合の配当金が高く、大穴狙いの予想がしやすい競艇場をあらかじめ選んでおき、常にレースの情報をチェックしておきましょう。
そこからさらに、モーターやプロペラの状況もチェックしておき、当日の状況と照らし合わせて予想をすると大穴を的中させる可能性も見えてきます。
インコースが有利とされている競艇場で、Bクラスの低い選手が調子のいいモーターを引き当て、さらにアウトコースにA1クラスの選手がいる時などは大穴狙いのチャンスです。
モーターの調子と枠番の利で、インコースに人気が集まりますが、選手の実力の差でアウトコースからまくりを決め、1着になる場合も少なくありません。
干満差や風の激しい日を狙う
さらにチェックしておくと良いとされているのが潮の満ち引きとレース時の風速です。
干満差が激しい競艇場では、時間帯によって潮の満ち引きが違うので、レースが荒れやすいとされています。
特に満潮時には潮のうねりが激しく、アウトコースからのまくりが決まりにくいという特徴があり、アウトコースの選手を軸に大穴を狙うなら干潮時に狙いを定めるのも良いでしょう。
また、風速が強い日もレースが荒れやすいという特徴があります。
競艇ではレース時の風速が5メートル以上吹いていると、レース結果に影響が出ると言われています。
追い風の場合はボードの速度が上がりやすいので、アウトコースからのまくりが決まりやすい傾向にあるので狙い目です。
さらに、第一コーナーの幅が狭い競艇場では、アウトコースからの逆転が決まりやすとされていて、これらの条件が揃ったときは大穴狙いのチャンスです。
また、可能性は極めて低いのですが、インコースの選手に有利な条件が揃った時に、アウトコースの選手が勝利した場合の配当金はかなりの金額になるので、大穴狙いをする時は、逆張り前提でのレース展開も一応、予想しておきましょう。
まとめ
今回、当記事では競艇の大穴狙いについて紹介してきました。
記事の中でも説明したように、様々な条件が揃った時のレースは荒れやすい傾向にあります。
しかし、あくまでも大穴狙いなので、的中率は低いというリスクのあることを忘れないように注意しておきましょう。
大穴の舟券を的中させたいが、自分の予想だけではどうしても不安な方は、精度の高い大穴予想をする有料サイトなども存在するので1度チェックしてみるのも良いでしょう。