『予想を的中させてお金を増やしたい』、『できるだけ多く的中させたい』、競艇をする上で誰もが思うことですよね。
しかし初心者の方などは特に、回収が難しかったり、ましてや万舟券などどうやったら狙えるのかもわからないといった風に感じることもあると思います。
今回当記事では、「競艇予想の仕方」を項目別で詳しく紹介します。
とはいえ、競艇に限らずギャンブルは必ずしも勝てるとは限りません。
しかし、予想方法のポイントを掴めば、何も分からず賭けているよりも、必ず勝率があがるはずです。
予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
競艇における予想のポイントとは?
競艇において的中率を上げるにはどうすればいいか?
それは以下の6つのポイントを理解しているかどうかで大きな違いがでてしまいます。
・1コースの勝率の高さと、1コースが有利な競艇場が存在することを知っておく
・5、6コースの勝率はかなり低いことを理解する
・選手の実力を見極める
・レースのグレードを把握する
・開催される時間によって変化するレースの特徴を理解する
・各競艇場の特徴を掴んでおく
このようなポイントさえ押さえておけば、初心者の方でも今よりは必ず勝率を上げることができるでしょう。
事実として、競艇の配当金だけで大金を手にしているプロ達はこのようなポイントを完全に理解しています。
理解する前とあとでは予想の質が大きく変化するでしょう。
それでは、6つのポイントを順に見ていきましょう。
1コースの勝率の高さと、1コースが有利な競艇場が存在することを知っておく
初心者などで知らない人もいるかも知れませんが、競艇において1コースは圧倒的に有利です。
これは内側の方がゴールまでの距離が短いため、必然的にゴールまでの時間が短くなるからです。
そのため、インコースの取りやすい1コースの選手は1着でゴールできる可能性が1番高くなるという特徴があります。
さらに、1号艇の選手の1着率が高い競艇場を知っておくことでも勝率が上げることができます。
以下、1コースの1着率が高い競艇場と1コースの勝率になります。
・大村競艇場 61.7%
・徳山競艇場 62.7%
・芦屋競艇場 61.7%
・下関競艇場 61.7%
集計期間:2019年11月01日〜2020年01月31日
このように、上記の競艇場はどこも1コースの1着率が6割を越えています。
つまり、10回レースが開催されたら約6回は1コースの選手が勝っているということになりますよね。
ちなみに桐生競艇場では、1コースの1着は53.6%と、上記の4ヵ所の1着率が高いことが分かります。
競艇初心者の方は特に、1着率が高い競艇場の1コース狙いから始めることをオススメします。
5、6コースの1着率はかなり低いことを理解する
先ほどのポイントから考えれば当然かも知れませんが、競艇においてアウトコースはゴールまでの距離が長くなるため不利とされています。
当然、比例して5、6コースの1着率はかなり低くなります。
アウトコースの艇が勝つには高度な技術が要求される決まり手の『まくり差し』が決まることや、インコースの選手がミスするなどの運も必要となってきます。
『まくり差し』とは、競艇の数ある決まり手の中でも最も難易度が高いとされている決まり手の一つですが、まくり差しが決まっても必ずしも1着になれるとは限りません。
もちろん、アウトコースなので絶対に勝てないという訳ではありませんが、競艇において、それほどまでにアウトコースは不利なのです。
選手の実力を見極めるには?
選手の実力を見極めるには、様々なデータを参考にして判断する必要があります。
選手の実力の判断材料は主に以下の項目が参考になるとされています。
・級別
・勝率
・2連率・3連率
・今節成績
・年齢
・支部
・体重
・コース別成績
中でも、特に重要なのは「級別」「勝率」「今節成績」の3つが挙げられるので、初心者方はまず、この3つに注目するようにしましょう。
それでは、勝率の詳細を見ていきましょう。
勝率とは、選手の強さが数値化されているようなもので、選手の実力を見極める上で欠かせない数値になります。
勝率とは、レースの着順点によって決められているので、基本的には数値の大きい選手ほど実力のある選手と思っても良いでしょう。
中でも勝率8.00以上の選手は超一流の選手と言えるでしょう。
また、選手間で勝率が2.00以上ある時は明らかな実力差があると見ておいた方が良いですね。
さらに、勝率には以下の3種類が存在します。
・現在勝率
・全国勝率
・当地勝率
それでは、順に詳しく見ていきましょう。
現在勝率
全国勝率の審査期間終了後から直近までの全レースの成績で計算され、節ごとに更新されます。
全国勝率
ランク別と同じ審査期間の全レースの成績で計算され、半年ごとに更新されます。
当地勝率
過去3年間の出走している競艇場の成績で計算され、節ごとに更新されます。
基本的に、現在勝率がその選手の今の実力に1番近いとされていて、主な判断材料とされています。
また、当地勝率は難水面や風速など、特徴のある競艇場で重視されています。
続いて2連率と3連率も見ていきましょう。
連率も選手の実力を見極めるのには必要になってくる数値になります。
まず、それぞれの数値は以下の割合を表しています。
2連率
その選手が2着以内に入った割合
3連率
その選手が3着以内に入った割合
つまり、連率も勝率と同様に数値が大きい選手の方が強いということになります。
予想する際には、勝率や連率を理解して選手の実力を見極めながら予想するようにしましょう。
レースのグレードを把握する
競艇のレースにはグレード(階級)が存在し、選手の成績によって出場するレースが以下のクラスに分けられます。(出場条件が厳しいとされる、グレードの高いレースから順に記載します)
・SG
・PG1
・G1
・G2
・G3
・一般戦
グレードが上がるほど出場条件のハードルは高くなり、A1クラスの選手の中でも、本当に実力のある選手しか出場できなくなっていき、グレードが高いレースほどレベルが高くなります。
レースの内容は選手の実力に比例するのでSGレースは一般戦と比べて、スタートの失敗が少なく1コースの1着率が高い傾向にあります。
逆にG3のレースや、一般戦は転覆や選手のミスなどでレース展開が変化してしまうことも多くなります。
このような情報を予想に取り入れることだけで、舟券の的中率を上げることも可能でしょう。
また、女子選手のみのレースやルーキーが多く出場するレースなど、レースの種類は様々です。
舟券を購入する前に、全出場選手の実力やレース展開を踏まえて予想してみましょう。
開催される時間によって変化するレースの特徴を理解する
競艇には朝に開催される『モーニング』、日中に行われる『デイレース』、夜に行われる『ナイター』が存在します。
一見、時間帯が違うだけに感じますが、実は各時間帯には特徴があります。
初心者の方には朝一のレースがオススメです。
その理由として、朝一のレースには、1号艇にA1ランクの選手、その他の艇にはB1もしくはB2ランクの選手が出場するという条件が定められているので、オッズは低くなりますが的中させやすいとされています。
夜のレースになるとナイター用の照明が水面を照らし、光が反射して視界が悪くなる傾向があったり、水温が低下するため、エンジンの空燃率も昼とは異なります。
さらに、海が近い海水の競艇場になると潮の満ち引きにより、水面に影響がでるなどレースに様々な影響を与えます。
選手やコースによって相性のいい時間帯のレースが存在するので、予想する際には注目しておくと良いでしょう。
各競艇場の特徴を掴んでおく
国内の競艇場は全国に24ヵ所存在します。
水面が河川だったり湖だったりと、競艇場によって環境は様々です。
特に、風速や風向き、潮の満ち引きなどはレースに大きな影響をもたらすので、予想する際には必ず注目しておく必要があります。
競艇場によって枠勝率が異なるのも、競艇場ごとの特徴や水面の環境が違うからと言えます。
各競艇場によって異なる、『有利なコース』を把握しておくことで、予想の質は必ず向上するでしょう。
まとめ
今回当記事では、競艇の予想におけるポイントや、把握しておきたい項目について詳しく説明してきました。
必ず勝てるとは限りませんが、記事中のポイントをおさえて予想することで勝率は必ず向上するはずです。
予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。